2013年 10月 14日
「さかな二匹の測定所」に訪問しました。 |
地元の民間放射能測定所訪問
神戸市西区の「さかな二匹の測定所」に伺いました。
神戸市西区王塚台で中田さんが今年の3月から開所されています。中田さんは以前から放射線取扱主任者(第一種)を持っておられ、放射能の事に関心を持っていたので、福島の事故を期に測定器を導入しようと思われたそうです。
導入されたのはNal(tl)シンチレーター式、AT1320A測定器で、ベラルーシのATOMTEX社製の測定器と、空間測定用の以前から持っておられた同じくシンチレーター式のTCS―172b測定器があります。
民間の測定所で導入可能な程度の測定器だと思います。
後は今回の訪問で教えていただいた事ですが、空間放射能をできるだけ遮蔽して、自然放射線の影響を少なくするのが、安定してできるだけ正確な数字を得るコツなのだそうです。
「さかな二匹の測定所」では、廃バッテリーの鉛と、ペットボトルの水を利用しておられました。
測定料金は、食品等は1検体、約lℓ以下で、3000円から
水、牛乳などの液体が、4000円から、(海水不可)
その他、土、砂などは、5000円からとなっています。
その他、空間線量の測定も請け負うそうです。まだ始めたばかりなので要相談といったところでしょう。
ゲルマニウム半導体方式比べ、シンチレーター方式の欠点はエネルギーが近接した核種をスペクトル分離できないことにあります。それでどうしても精度が落ちるため、ゲルマニウム半導体方式で正確に測る必要があるかどうか調べるための「スクリーニング計」と位置づける事ができます。その代わり価格が1/10ぐらいですむため、自治体や民間の検査機関が導入する事ができる器械です。メーカーや付属品によりますが、100万から300万位。
ゲルマニウム半導体検査機はその10倍ですから専門検査機関や県レベル以上になると思います。
シンチレーター式で検査する場合、他の影響を絶つために、手順などを踏まえ慎重に扱う事と、結果からその場での空間線量の影響を抜いて判定するための習熟が必要です。
中田さんの場合以前から関心を持って勉強しておられたのでかなりの力量を持っておられるようです。
神戸市西区の「さかな二匹の測定所」に伺いました。
神戸市西区王塚台で中田さんが今年の3月から開所されています。中田さんは以前から放射線取扱主任者(第一種)を持っておられ、放射能の事に関心を持っていたので、福島の事故を期に測定器を導入しようと思われたそうです。
導入されたのはNal(tl)シンチレーター式、AT1320A測定器で、ベラルーシのATOMTEX社製の測定器と、空間測定用の以前から持っておられた同じくシンチレーター式のTCS―172b測定器があります。
民間の測定所で導入可能な程度の測定器だと思います。
後は今回の訪問で教えていただいた事ですが、空間放射能をできるだけ遮蔽して、自然放射線の影響を少なくするのが、安定してできるだけ正確な数字を得るコツなのだそうです。
「さかな二匹の測定所」では、廃バッテリーの鉛と、ペットボトルの水を利用しておられました。
測定料金は、食品等は1検体、約lℓ以下で、3000円から
水、牛乳などの液体が、4000円から、(海水不可)
その他、土、砂などは、5000円からとなっています。
その他、空間線量の測定も請け負うそうです。まだ始めたばかりなので要相談といったところでしょう。
ゲルマニウム半導体方式比べ、シンチレーター方式の欠点はエネルギーが近接した核種をスペクトル分離できないことにあります。それでどうしても精度が落ちるため、ゲルマニウム半導体方式で正確に測る必要があるかどうか調べるための「スクリーニング計」と位置づける事ができます。その代わり価格が1/10ぐらいですむため、自治体や民間の検査機関が導入する事ができる器械です。メーカーや付属品によりますが、100万から300万位。
ゲルマニウム半導体検査機はその10倍ですから専門検査機関や県レベル以上になると思います。
シンチレーター式で検査する場合、他の影響を絶つために、手順などを踏まえ慎重に扱う事と、結果からその場での空間線量の影響を抜いて判定するための習熟が必要です。
中田さんの場合以前から関心を持って勉強しておられたのでかなりの力量を持っておられるようです。
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by furisu21
| 2013-10-14 16:16
| ふりすの日常