2012年 03月 19日
原発はなぜ即時に廃止しなければならないか。(足りないキャンペーンに惑わされるな) |
今、原発の再稼働が問題になっています。原発を動かさないと夏には電気が足りなくなる、原発が動かないと電気代が高くなる、そのために早く原発を動かさないと手遅れになるそうです。
でもこの冬もそんな事を言っていませんでしたっけ。寒さが厳しくなると節電しないと電気の供給が危ないとか。今年の夏に猛暑が来て、節電もしなければ需要が供給を上回るそうです。需要をあおって何の対策も取らずにいた時の数字をもとに、電気が足りないと言っても計算上の脅しにすぎません。原発の危険性が少しでも減るのならば喜んで節電しますし、緊急時に電気の供給を増やす方法は様々にあります。その工夫をする前に、原発再稼働のための宣伝に集中しすぎているのではないでしょうか。
本当に足りなくなる心配があるのなら、ピーク時にどのように供給を増やすか、ピークをいかにずらして停電の危険を防ぐかを研究して、具体的な協力を求めるべきだと思います。電気が足りる道筋がついてしまうと、原発再稼働の口実を失ってしまうかのように、一般的な節電宣伝しかしません。
確かに今電力会社の経営は急に厳しくなっているようです。日本で一番安定している会社と言われていた東京電力は、債務超過で倒産しているところを潰すわけにいかないから残しているだけと言われていますし、他に関西電力をはじめ多くの電力会社が赤字予想を出しています。
その原因はどう言い変えようと、福島の原発事故が影響しているのは明らかです。東電だけで到底払いきれない保障のために、原発を持っている電力会社は資金を出さねばなりませんし、発電できなくなった原発の維持費がのしかかってきます。それらは初めから原発に手を出していなかったら全くかからなかった費用です。しかし電力会社もメディアも原発のせいで赤字になったとは決して言いません。電力会社の発電方法についての見通しの甘さを電気料金に転嫁されてはかないません。
結局原子力発電を安全に動かすことが可能かどうかにかかってくるのですが、これは次の機会に
でもこの冬もそんな事を言っていませんでしたっけ。寒さが厳しくなると節電しないと電気の供給が危ないとか。今年の夏に猛暑が来て、節電もしなければ需要が供給を上回るそうです。需要をあおって何の対策も取らずにいた時の数字をもとに、電気が足りないと言っても計算上の脅しにすぎません。原発の危険性が少しでも減るのならば喜んで節電しますし、緊急時に電気の供給を増やす方法は様々にあります。その工夫をする前に、原発再稼働のための宣伝に集中しすぎているのではないでしょうか。
本当に足りなくなる心配があるのなら、ピーク時にどのように供給を増やすか、ピークをいかにずらして停電の危険を防ぐかを研究して、具体的な協力を求めるべきだと思います。電気が足りる道筋がついてしまうと、原発再稼働の口実を失ってしまうかのように、一般的な節電宣伝しかしません。
確かに今電力会社の経営は急に厳しくなっているようです。日本で一番安定している会社と言われていた東京電力は、債務超過で倒産しているところを潰すわけにいかないから残しているだけと言われていますし、他に関西電力をはじめ多くの電力会社が赤字予想を出しています。
その原因はどう言い変えようと、福島の原発事故が影響しているのは明らかです。東電だけで到底払いきれない保障のために、原発を持っている電力会社は資金を出さねばなりませんし、発電できなくなった原発の維持費がのしかかってきます。それらは初めから原発に手を出していなかったら全くかからなかった費用です。しかし電力会社もメディアも原発のせいで赤字になったとは決して言いません。電力会社の発電方法についての見通しの甘さを電気料金に転嫁されてはかないません。
結局原子力発電を安全に動かすことが可能かどうかにかかってくるのですが、これは次の機会に
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by furisu21
| 2012-03-19 14:38
| ニュースを考える