2015年 12月 16日
明石市の住民投票条例 |
明石市議会で常設型の住民投票条例が否決されたそうだ。
明石市も自治基本条例が制定され、その中に住民投票条例を備えるように規定されているにもかかわらず、議会で全員の反対で否決されるとはどういうことだろうか?
明石市では2010年に施行した市自治基本条例に基づき、諮問機関による昨年10月の答申を経て市が提案したそうだ。しかし住民投票を請求するための署名数について「投票資格者(約24万8千人)の8分の1(約3万1千人)以上」としていたが、条例案は「6分の1(約4万1千人)以上」と定め、要件を厳格化したという。このことが条例を推進しようとしている議員の反発を招いたようだ。
3万以上の署名を集めるのはかなりの労力がかかる。市政への市民の直接参加を求める観点から見ればこれでも充分厳しすぎると思うのだが。明石市の市会議員は2000票も取れば当選していたのではなかったか?10分の1(約2万4千人)以上も集めれば十分だと思うが。
一部の議員の中には住民投票が行われれば、議会軽視につながると反対している議員もいるそうだが、市政の問題について市民がしっかり関心を持ってこそ、市会議員の活躍の場が広がるはずだ。現状のように市会議員が議会で何をしているのか、市民にほとんど見えない状況では市政も市議会もますます市民から離れていく一方だ。
重要な案件については市民に直接問うシステムが整ってこそ、市民とともに歩む市政と言えるのではないか?市議会と住民投票をはじめとした市民の直接参加が市行政をチェックしかつ推進するための車の両輪だと思う。
先日市議会で審議されているころ、駅前では右翼が「市の住民投票に定住外国人を入れるな」騒いでいたが、地方行政における市民とは何かを理解していないのだろう。いわゆる国政ではない。地元の生活は税金も含めてそこで暮らしている人によって成り立ち、そこで暮らしている人に関わってくる問題なのだ。国籍で差別するような事柄ではない。そんな差別条例を作るようでは明石市民の恥をさらすことになる。
自治基本条例が制定されてからもう5年以上たつ。早くしっかりした住民投票条例を制定してもらいたいものだ。
明石市も自治基本条例が制定され、その中に住民投票条例を備えるように規定されているにもかかわらず、議会で全員の反対で否決されるとはどういうことだろうか?
明石市では2010年に施行した市自治基本条例に基づき、諮問機関による昨年10月の答申を経て市が提案したそうだ。しかし住民投票を請求するための署名数について「投票資格者(約24万8千人)の8分の1(約3万1千人)以上」としていたが、条例案は「6分の1(約4万1千人)以上」と定め、要件を厳格化したという。このことが条例を推進しようとしている議員の反発を招いたようだ。
3万以上の署名を集めるのはかなりの労力がかかる。市政への市民の直接参加を求める観点から見ればこれでも充分厳しすぎると思うのだが。明石市の市会議員は2000票も取れば当選していたのではなかったか?10分の1(約2万4千人)以上も集めれば十分だと思うが。
一部の議員の中には住民投票が行われれば、議会軽視につながると反対している議員もいるそうだが、市政の問題について市民がしっかり関心を持ってこそ、市会議員の活躍の場が広がるはずだ。現状のように市会議員が議会で何をしているのか、市民にほとんど見えない状況では市政も市議会もますます市民から離れていく一方だ。
重要な案件については市民に直接問うシステムが整ってこそ、市民とともに歩む市政と言えるのではないか?市議会と住民投票をはじめとした市民の直接参加が市行政をチェックしかつ推進するための車の両輪だと思う。
先日市議会で審議されているころ、駅前では右翼が「市の住民投票に定住外国人を入れるな」騒いでいたが、地方行政における市民とは何かを理解していないのだろう。いわゆる国政ではない。地元の生活は税金も含めてそこで暮らしている人によって成り立ち、そこで暮らしている人に関わってくる問題なのだ。国籍で差別するような事柄ではない。そんな差別条例を作るようでは明石市民の恥をさらすことになる。
自治基本条例が制定されてからもう5年以上たつ。早くしっかりした住民投票条例を制定してもらいたいものだ。
by furisu21
| 2015-12-16 19:13
| ニュースを考える