2013年 03月 31日
完全自然放牧のビン牛乳がうまい! |
ふりすには火曜日と金曜日完全自然放牧のビン牛乳が入ります。もちろん低温殺菌のノンホモ牛乳です。
乳牛といえば牧場で草を食んでいるというイメージがあるでしょうが、そんな牧歌的で健康的な生活をおくれている乳牛はあまりいません。多くの乳牛は身動きでない状態につながれ、乳量を増やすために濃厚飼料を与えられます。糞尿の処理のためにも搾乳のためにも、固定しておいた方が都合がよいのです。
そんな状態の乳牛は不健康で病気になりやすいですが、抗生物質など薬でコントロールする方が安く上がります。本来母乳でも牛乳でも乳質は、母体の健康状態や食べているものに大きく影響されます。しかし一般の原乳を大量に集荷して処理するシステムでは乳量しか評価されません。そこで収入を上げようとすれば、できるだけ低価で牛を管理して乳量上げるしかないのです。
奥出雲牧場の成瀬さんはそんな牛の生理を無視した北海道の集約型酪農経営から抜け出し、限りなく自然に近い酪農をめざして、奥出雲に来られました。現状では本州の山間地の方が放牧酪農が可能だと感じたそうです。
牛を自然なままで放牧させるため牛舎設備はなく、搾乳施設を備えただけで牛は1年中のびのびと完全放牧されています。山間地ならでは高低差の大きな地形は、牛の運動量も増やし、新陳代謝も活発になりおのずと健康状態のよい牛が育ち、ストレスの少ない元気な牛の乳は、栄養成分も充分に含まれています。
飼料には輸入穀物を使用せず、自然の中で農薬や化学肥料を使用しない草と原料に抗生物質や合成抗菌剤が混入していない製造副産物(おからビール粕など)を利用します。一般の酪農では子牛は牛乳は飲めず、人工乳や代用乳が与えられますが、ここでは母牛の乳が飲めます。
青草を多く食べているため、牛乳が薄く黄色みを帯びていますが、これはベータカロテンの影響です。ベータカロテンは人参やカボチャなどの緑黄色野菜に多く含まれており、老化や様々な病気から身体を守ってくれる効用があります。
ただ放牧し自然の牧草を与えているため、輸入穀物中心の濃厚飼料を食べ牛舎で飼われている牛に比べ乳の量は少なく、1/2から1/3になります。また紙パックの匂いがつくの防ぐためビン牛乳にしているため幾分消費期限も短くなります。
900ml 620円 予約価格は590円になります。この値打ちは充分ある牛乳ですので是非飲んでみて下さい。
乳牛といえば牧場で草を食んでいるというイメージがあるでしょうが、そんな牧歌的で健康的な生活をおくれている乳牛はあまりいません。多くの乳牛は身動きでない状態につながれ、乳量を増やすために濃厚飼料を与えられます。糞尿の処理のためにも搾乳のためにも、固定しておいた方が都合がよいのです。
そんな状態の乳牛は不健康で病気になりやすいですが、抗生物質など薬でコントロールする方が安く上がります。本来母乳でも牛乳でも乳質は、母体の健康状態や食べているものに大きく影響されます。しかし一般の原乳を大量に集荷して処理するシステムでは乳量しか評価されません。そこで収入を上げようとすれば、できるだけ低価で牛を管理して乳量上げるしかないのです。
奥出雲牧場の成瀬さんはそんな牛の生理を無視した北海道の集約型酪農経営から抜け出し、限りなく自然に近い酪農をめざして、奥出雲に来られました。現状では本州の山間地の方が放牧酪農が可能だと感じたそうです。
牛を自然なままで放牧させるため牛舎設備はなく、搾乳施設を備えただけで牛は1年中のびのびと完全放牧されています。山間地ならでは高低差の大きな地形は、牛の運動量も増やし、新陳代謝も活発になりおのずと健康状態のよい牛が育ち、ストレスの少ない元気な牛の乳は、栄養成分も充分に含まれています。
飼料には輸入穀物を使用せず、自然の中で農薬や化学肥料を使用しない草と原料に抗生物質や合成抗菌剤が混入していない製造副産物(おからビール粕など)を利用します。一般の酪農では子牛は牛乳は飲めず、人工乳や代用乳が与えられますが、ここでは母牛の乳が飲めます。
青草を多く食べているため、牛乳が薄く黄色みを帯びていますが、これはベータカロテンの影響です。ベータカロテンは人参やカボチャなどの緑黄色野菜に多く含まれており、老化や様々な病気から身体を守ってくれる効用があります。
ただ放牧し自然の牧草を与えているため、輸入穀物中心の濃厚飼料を食べ牛舎で飼われている牛に比べ乳の量は少なく、1/2から1/3になります。また紙パックの匂いがつくの防ぐためビン牛乳にしているため幾分消費期限も短くなります。
900ml 620円 予約価格は590円になります。この値打ちは充分ある牛乳ですので是非飲んでみて下さい。
by furisu21
| 2013-03-31 19:20
| 食品