2012年 07月 09日
平和利用ではなかった原子力 |
日本の原子力利用は原子力基本法で平和目的に限るとされてきました。それは原発の稼働、そこで出来る高濃度放射性廃棄物の再処理という行為が即核兵器の製造につながるからです。そして日本はすでに世界から警告されるほどプルトニウムをため込んでいます。
日本のロケット技術と結びつければ核ミサイルの開発も簡単です。北朝鮮など問題になりません。それが日本の安全保障なんだと自民党の石破氏も言います。本当にそうでしょうか?核拡散防止条約にもかかわらず、核兵器保有国は増え続けています。日本や中国から原発を輸入する国も、エネルギー確保とともに将来の核兵器開発に備えてと言われています。
原発はあまりにも危険性が大きすぎるため純粋な私企業としては成り立ちません。保険会社が事故に対する保険を引き受けないからです。アメリカでも日本でも政府が補償を引き受ける法律を作っています。
アメリカやイギリス、フランス、ロシアなどの核大国が原発から縁を切る事ができないのも核兵器の開発や確保と深く結び付いているからです。
福島の大事故でエネルギーとしての原発の価値が落ちてしまった今、原子力規制委員会新設のどさくさに「わが国の安全保障に資する」という文言が原子力基本法の基本方針に追記されました。
これからは隠していたベールをかなぐり捨てて、安全保障という議論が前面に出てくるのでしょう。核による安全保障とは日本を戦争に導き、世界を核戦争の危険にさらす道です。許すわけにはいきません。
日本のロケット技術と結びつければ核ミサイルの開発も簡単です。北朝鮮など問題になりません。それが日本の安全保障なんだと自民党の石破氏も言います。本当にそうでしょうか?核拡散防止条約にもかかわらず、核兵器保有国は増え続けています。日本や中国から原発を輸入する国も、エネルギー確保とともに将来の核兵器開発に備えてと言われています。
原発はあまりにも危険性が大きすぎるため純粋な私企業としては成り立ちません。保険会社が事故に対する保険を引き受けないからです。アメリカでも日本でも政府が補償を引き受ける法律を作っています。
アメリカやイギリス、フランス、ロシアなどの核大国が原発から縁を切る事ができないのも核兵器の開発や確保と深く結び付いているからです。
福島の大事故でエネルギーとしての原発の価値が落ちてしまった今、原子力規制委員会新設のどさくさに「わが国の安全保障に資する」という文言が原子力基本法の基本方針に追記されました。
これからは隠していたベールをかなぐり捨てて、安全保障という議論が前面に出てくるのでしょう。核による安全保障とは日本を戦争に導き、世界を核戦争の危険にさらす道です。許すわけにはいきません。
by furisu21
| 2012-07-09 00:39
| ニュースを考える