2007年 07月 09日
安いものには訳がある。 |
肉の卸会社の牛肉の偽装がニュースになっています。安く上げるためには何でもやるという実態には、あきれるばかりですが、肉とか米の流通については、以前からおかしいとささやかれてきました。
黒毛和牛がありえない価格で販売されていたり、黒豚の流通量が多すぎたり、米も新潟魚沼産のコシヒカリがあちこちで生産量以上に販売されていたりしていることから、これは絶対変だといわれ続けてきました。
またそういうものこそ、目玉商品として得に安く販売されていました。消費者も安い商品に対してすぐ飛びつくのではなくて、なぜ安いのか、作っている人に対して正当な対価が支払れているのかついて、少しは頭の中においてほしいと思います。
加工度が高い食品になると、よけいに原材料のよさは軽視され、見栄えよくて、安い食品が求められようになります。
たとえばハムだと肉に塩や香辛料をすり込むのではなく、大きな注射器で塩漬液を注入し、水分量を増やし、たん白やリン酸塩で水を固定して、少ない肉でたくさんのハムを作ることが出来ます。その上安い肉や水増しで落ちた味を補うために、たくさんの添加物を使う羽目になります。
そのおかげで、肉より安いハムが食べれるわけです。いい肉を丁寧に加工してそんなに安いハムが出来るはずがないのを理解してほしいと思うのはおごりでしょうか?
安いものには安いなりの理由があることを頭に入れて、自分の食べるものを選んでいただきたいと思う今日この頃です。
下はおいしい豚で作った蒼生舎のハム
黒毛和牛がありえない価格で販売されていたり、黒豚の流通量が多すぎたり、米も新潟魚沼産のコシヒカリがあちこちで生産量以上に販売されていたりしていることから、これは絶対変だといわれ続けてきました。
またそういうものこそ、目玉商品として得に安く販売されていました。消費者も安い商品に対してすぐ飛びつくのではなくて、なぜ安いのか、作っている人に対して正当な対価が支払れているのかついて、少しは頭の中においてほしいと思います。
加工度が高い食品になると、よけいに原材料のよさは軽視され、見栄えよくて、安い食品が求められようになります。
たとえばハムだと肉に塩や香辛料をすり込むのではなく、大きな注射器で塩漬液を注入し、水分量を増やし、たん白やリン酸塩で水を固定して、少ない肉でたくさんのハムを作ることが出来ます。その上安い肉や水増しで落ちた味を補うために、たくさんの添加物を使う羽目になります。
そのおかげで、肉より安いハムが食べれるわけです。いい肉を丁寧に加工してそんなに安いハムが出来るはずがないのを理解してほしいと思うのはおごりでしょうか?
安いものには安いなりの理由があることを頭に入れて、自分の食べるものを選んでいただきたいと思う今日この頃です。
下はおいしい豚で作った蒼生舎のハム
by furisu21
| 2007-07-09 01:15
| ニュースを考える