2010年 10月 24日
2010年オーガニックライブ |
10月23日土曜日は豊中でオーガニックライブが行われました。オーガニックライブとはポラン(ビオクラブ)に出荷して下さる生産者、製造者と収穫祭という形で交流を図る、一年に一回の催しです。オーガニックライブに参加すると、一度に多くの生産者・製造者と出会うことができます。
今年は出荷センターであるビオマーケットで行われました。会場は少し狭かったですが、賑やかな感じが出てよかったと思います。今回は三階での生産者が話してくれる会場で、じっくりお話を聞いてみることにました。有機農業をやる上での苦労話はもちろんなのですが、作物を作る上で自然と向き合い、さまざまな観察と工夫を重ねることで身に付いた、有機農業者ならではの話が聞けました。
トマトの生産者熊本の沢村さんは、有機農業を始めてからも意欲に燃え、酪農家の牛糞も集めてしっかり堆肥を作り、豊かな圃場を作ろうと努力されました。しかし野菜の病気からは逃れられず試行錯誤の日々が続きました。そのうちに自分が野菜が必要としている以上に詰め込もうとしていることに気がついたそうです。それからは牛糞はやめて、植物性の堆肥を充分に発酵させてからやるように変えていったそうです。
トマトが集中して作られる生産地のため、病気を防ぐためにもハウスで作らざるを得ないのですが、必要な時以外はできるだけ天の恵み、太陽と雨を入れてミネラルの補給に努めているそうです。堆肥づくりも土着の菌を生かして作られています。
徳之島の奥田さんは米軍基地の話から、生物の免疫システムの話までどこまでも話が広がって行きそうでしたが、時間切れで終わってしまいました。奥田さんにとってはあまりにも時間が短すぎたようですね。またゆっくり話を聞いてみたいと思いました。
有機農業者がこんなにもバラエティ豊かに話してくれることにあらためて感動しました。自然に向かって工夫を重ねていることが豊かな人間性を育んでいるのかもしれません。彼らの野菜を届けている自分たちも負けずにしっかりと引き継いで、食べる人まで届けたいとの思いを新たにした一日でした。
来年はぜひ参加してみませんか?
今年は出荷センターであるビオマーケットで行われました。会場は少し狭かったですが、賑やかな感じが出てよかったと思います。今回は三階での生産者が話してくれる会場で、じっくりお話を聞いてみることにました。有機農業をやる上での苦労話はもちろんなのですが、作物を作る上で自然と向き合い、さまざまな観察と工夫を重ねることで身に付いた、有機農業者ならではの話が聞けました。
トマトの生産者熊本の沢村さんは、有機農業を始めてからも意欲に燃え、酪農家の牛糞も集めてしっかり堆肥を作り、豊かな圃場を作ろうと努力されました。しかし野菜の病気からは逃れられず試行錯誤の日々が続きました。そのうちに自分が野菜が必要としている以上に詰め込もうとしていることに気がついたそうです。それからは牛糞はやめて、植物性の堆肥を充分に発酵させてからやるように変えていったそうです。
トマトが集中して作られる生産地のため、病気を防ぐためにもハウスで作らざるを得ないのですが、必要な時以外はできるだけ天の恵み、太陽と雨を入れてミネラルの補給に努めているそうです。堆肥づくりも土着の菌を生かして作られています。
徳之島の奥田さんは米軍基地の話から、生物の免疫システムの話までどこまでも話が広がって行きそうでしたが、時間切れで終わってしまいました。奥田さんにとってはあまりにも時間が短すぎたようですね。またゆっくり話を聞いてみたいと思いました。
有機農業者がこんなにもバラエティ豊かに話してくれることにあらためて感動しました。自然に向かって工夫を重ねていることが豊かな人間性を育んでいるのかもしれません。彼らの野菜を届けている自分たちも負けずにしっかりと引き継いで、食べる人まで届けたいとの思いを新たにした一日でした。
来年はぜひ参加してみませんか?
by furisu21
| 2010-10-24 22:00
| ふりすの日常