IE9ピン留め
有機農産物専門店 ふりす
furisu.exblog.jp
トップ
甘酒をおいしく食べる
 先週は甘酒の作り方でしたが、「甘酒は少し苦手です。」という声をお聞きしました。甘いので最近は飲んだことがないそうです。そんな方にもお勧めのとり方が、今日見ていた神戸新聞読者クラブ「奥さま手帳」に載っていました。濃い甘酒のままでヨーグルトと混ぜて食べるといいそうです。
 プレーンヨーグルトの酸味を緩和し、甘酒の酵素とヨーグルトの乳酸菌の相乗効果で腸の働きがよくなり、便秘も解消されるそうです。まさに和洋の発酵食品のコラボレーションですね。私は毎朝ヨーグルトを食べていますので、果物以外にも甘酒もぜひメニューに加えてみたいと思います。
 また甘酒を牛乳で割って飲んでも、甘酒の酵素が乳糖を分解し、吸収がよくなってまろやかでおいしくなります。牛乳でおなかがゴロゴロする人もこの手で解消するかもしれません。甘酒も塩麹に負けずに漬けものにも利用できます。甘酒に塩を加えて大根を漬け込んだものが、「べったら漬け」です。甘味も加わって独特の味わいがあります。
 麹には生きた酵素が多彩に働いています。たんぱく質やでんぷんを分解して消化しやすくし、うま味や香りを引き出します。味噌をはじめ、醤油、酒、酢など日本の調味料の源です。麹をうまく利用して食生活を豊かにしましょう。
# by furisu21 | 2012-01-29 17:27 | 食品 | Trackback | Comments(0)
米麹で作るうまいもの(2)甘酒編
 今週は一段と寒くなるそうです。寒い時には温まるものを飲みたいですね。ということで麹で作るうまいもの第二弾、本格甘酒です。最近は酒かすをお湯で薄め、砂糖を入れて甘酒と称している向きもあるようですが、ご飯やおかゆを麹で発酵させたものが、本当の甘酒です。
 子どものころに甘酒づくりを手伝いました。炊いたご飯と麹を交互に瓶に詰め、毛布で巻いて保温し、冷めてくるとこたつで温めました。でき上がるのが楽しみでまじめに手伝った思い出があります。
 もちろんその方法でもおいしくできますが、炊飯器で失敗せずに作る方法を紹介します。1合半のお米を5~6合の水で、お粥を炊きます。そのお粥が60度以下に冷めたところで、米麹250gをほぐして加えよく混ぜます。60度以上の高い温度ですと、麹菌が死んでしまいますので気をつけて下さい。
 50度から60度が一番よく麹菌が活動します。ですから後は保温機能を使って、空気を補給するため蓋はせず、濡れ布巾をかぶせておくのがよいでしょう。時々かき混ぜて様子を見ながら10時間ほどで完成です。
そのままですと発酵が進んでしまうので、でき上がったところでひと煮立ちして発酵を止めた方が長持ちします。冷蔵保存で1~2週間持ちますが、冷凍も可能です。
 飲むときはお湯で薄めて好みの濃さにしてお召し上がりください。塩麹が塩の代わりなら、甘酒は砂糖代わりの調味料として、料理にもうまみを加えます。ぜひお試しください。
# by furisu21 | 2012-01-22 19:34 | 食品 | Trackback | Comments(0)
今年は塩麹を作ってみよう。
 今年も味噌造りの季節がやってきます。島根のやさか共同農場から有機米で作った麹が入ってきます。味噌造りは毎年ご案内しているので、今年は塩麹をご紹介したいと思います。
塩麹は最近テレビでも紹介され、レシピ本も出るなど静かなブームになってきています。塩と麹を混ぜ水を加えて発酵させるだけでまろやかな調味料ができるのです。今年はぜひ挑戦してみて下さい。

1.米麹1kgに対して、自然塩350g程度を用意して下さい。(塩は米麹の約3分の1が基準です)
2.米麹を良くほぐして、塩と混ぜ、全体を馴染ませます。
3.容器に麹と塩を混ぜたものを入れて、水をひたひたにひたるぐらいにいれます。
4.翌日になると水を麹が吸いますので、また水を足してください。
5.次の日から1週間ぐらい、1日1回かき回す。冬は常温で大丈夫です。
6.だいたい1週間から10日ぐらいで完成です。麹をつまんで簡単につぶれるようになったら出来上がりです。
7.完成したら冷蔵庫で保存します。その後も発酵が進み、塩味に米麹の甘さが加わり、塩味もまろやかになります。
 肉や魚や野菜を漬け込んでもおいしくなりますし、調味料として塩味を加えるときに使うとうまみが増します。一度仕込むと2~3カ月はもちます。
ニコニコ動画においしそうな作り方、使い方がアップされていました。
「塩麹で色々と作っていく様」で検索してください。
# by furisu21 | 2012-01-16 10:29 | 食品 | Trackback | Comments(0)
2012年お正月捜索日記
 明けましておめでとうございます。
 お正月になれば少しはゆっくりできるかと思っていましたが、なかなかそういきません。久しぶりの休みなので、連れ合いのお母さんとお昼を一緒に食べる約束でしたが、連絡してみても返事がありません。家の電話も携帯も鳴るのですが出てくれません。
 不安が走ります。去年の正月同じような予定でいた時、警察から連絡が有り、交番まで迎えに行ったのです。その時は線路の中に入り込んでいたのを駅員に発見され、おまわりさんに引き渡されたそうです。最近は落ち着いた日常生活はこなせるのですが、何か変わったことがあると不安になり、何とかしなければという感情が働くようです。
 今年も去年と同じ事が起きたみたいです。いつものカバンと携帯は持って出ているようですが、何度携帯を鳴らしても返事がありません。あまりしつこく鳴らしているので、電池がなくなってしまうのではないかと心配です。GPS機能は付いているのですが、それで位置を調べるための登録をまだしていませんでした。
 とりあえず自転車で行きそうなところを探してみることにしましたが、正直近所以外にはどちらに行ったか見当もつきません。以前にも10km以上離れた所まで歩いて行ったことがありました。歩き出してから時間がたっていたら見つけ出すのは難しいでしょう。自転車で交番の前を通ったので、交番のお巡りさんに相談してみることにしました。
 結局、本署へ行って写真などいろいろな情報を提供しなければならないようで、連れ合いが警察署で捜索願を出しました。その後もソフトバンクにGPSの情報提供の交渉をしたりしていたところに、留守番をしていた娘から電話がありました。娘が何度も携帯に電話していたらついに本人が電話に出たそうです。
 何といつも行っているデイサービスに、予約していないのに押しかけでタクシーに乗って行っていたそうです。前にもそんなことはあったのですが、必ず施設から連絡があったので念頭から離れていたのです。暖かいところに一日いたのですこぶる元気で帰ってきました。
 とにかくよかったとその日の予定は翌日に繰り延べ、翌日の昼食はおかあさんの息子の家族も一緒に昨日の話題で盛り上がったのです。息子たちがお母さんを送って行き、遠い家まで帰り始めた頃、念のために電話するとまた電話に出てくれません。あわてて家に行ってみると、今度は携帯も置いたままいなくなっています。やむなくまた自転車で探してみますが、近所にいるようすはありません。
 昨日解除してもらったばかりなのに、また警察に頼むしかないかと、電話連絡して警察に行く用意をしていると、家にタクシーから連絡があったと言います。駅前のタクシーに乗っているそうです。すぐに引き返してきていた息子が迎えにいってくれました。
 どうも一駅以上離れた所まで歩いて行って、親切な方がタクシーに乗せてくださったようです。ちょっと年賀状か何か買いに出たまま歩き続けていたらしいのですが、くわしいことはわかりません。
 この1年間は比較的落ち着いていたので油断していましたが、過去にもあったことですから、今もこれからも起こりえることです。なんとか対策を立てて今後を暮らしていかなくてはなりません。
正月早々バタバタした二日間でした。
# by furisu21 | 2012-01-09 01:17 | ふりすの日常 | Trackback | Comments(0)
野菜で風邪対策
 今年もあとわずかになり、一段と寒さが厳しくなっています。暖かったあとに急に冬らしくなったため、畑の野菜たちの成長が追いつかず、キャベツや菜っ葉が途切れがちです。年末の配達に間に合えばよいのですが・・。
 皆さんは風邪などひいておられないでしょうか?咳やのどの痛みにはレンコンや大根がおすすめです。レンコンのしぼり汁は気管支の炎症を鎮める効果があるので、のどが痛い時や咳が止まらないときに効果的です。特に節の部分のしぼり汁がいいそうです。
 また大根にも咳や痰を抑える効果があり、大根に含まれるジャスターゼはのどの粘膜に作用し、痛みを和らげてくれます。大根を1cm位に角切りにし2~3時間蜂蜜につけたものをお湯で薄めて飲むか、そのまま舐めても効果があります。けっこうおいしいので好評です。
 咳で眠れない夜もこれで収まり、ぐっすり休むことができます。大根シロップは一晩以上漬けておいた方がいいので作り置きしておくのもいいでしょう。
 ネギや生姜なども血行を良くし発汗させる作用があります。体を温めるとともに解熱効果もあります。水分を充分取り暖かくして休むのが一番ですね。
 風邪をひかないように気をつけて、ひきかけた時もしっかり対策をとってこの冬をのりきりましょう。
 この後年内は仕事に集中して頑張ります。本年はどうもありがとうございました。
 来年もよろしくお願いします。

   ●年末年始の営業●
年内は31日まで休まず営業します。(31日は午後5時で閉店させていただきます。)
# by furisu21 | 2011-12-25 13:05 | 食品 | Trackback | Comments(0)
ばらまいた放射性物質は責任を持って除去せよ
 福島原発が「冷温停止」したそうだ。核燃料が原子炉を突き破って溶け落ち、大量の水を流し続けてやっと100度以下に抑え込んでいるに過ぎないのに、冷温の上に停止までつけるとは、あまりにも実態とかけ離れてあきれ返るしかない。
 未だに放射能値が高すぎて核燃料の状態を確かめることもできず、放射能物質の放出が続いたまま、汚染水はたまり続け処分の方法も決まっていない。地下からいくら汚染水が流出しているかその実態もつかめていない。
 無理に現状追認のような定義を作りだしてまで「冷温停止」宣言する意味はどこにあるのだろうか?なかなか進まない事故処理をとりあえず進んでいるように見せかけ、安心だと強弁することで、国民の目を福島の原発事故からそらし、まるで解決に向かっているような誤解を与えた上で、他の政策を推し進めようとしている。
 外国と原子力協定を結んで原発輸出に道を開き、福島の原発事故の解明もなされないまま止まっている原発の再稼働を狙っている。この上外国で福島のような事故を起こしたら取り返しがつかないし、作りだされた放射性物質が日本に送られてくる可能性もある。
 福島の原発事故から関心が遠のけば、放射能汚染によって苦しめられている福島の人々が取り残されることになってしまう。
 東京電力は自分たちが作り出し,ばら撒いた放射能物質を無主物と主張して、回収する責任から逃れようとしている。国も放射性物質の責任を電力会社に負わせると、原子力発電から電力会社が逃げ出すのを恐れ、東電の主張を認め税金を使って除染をしようとしている。毒物をばら撒いた責任は当然それを作った企業にあり、一番に回収しなければならない。もちろん回収することが最優先で、当該企業にその能力がなければ、政府をはじめ全ての人の力で回収しなければならない。
 ところが除染に必死になっているのは、被害を受けている人々ばかりで、民間のボランティアが手を貸すぐらいで、政府の手も充分には届いていない。毒物をばら撒いた企業は知らん顔だ。
 目先の経済的利益を優先すれば、原子力発電やそれと不可分の核兵器に頼る社会が再びよみがえってしまう。福島の事故を機会に生活を見直し、心が豊かに暮らせる社会を作り出したいものだ。
# by furisu21 | 2011-12-19 00:51 | ニュースを考える | Trackback | Comments(0)
関西は来年2月で原子力発電からおさらばしよう。
 来年の2月で若狭湾の原発がやっと止まるそうです。止まっても決して安全になるわけではないのは、福島の原発事故で解っていますが、動いているよりはましですし、何より始末に負えない放射性物質をこれ以上増やさなくて済みます。
 関西電力は原発を動かさないと来年の夏の電力が足らなくなると騒いでいますが、電力が足らなくなるのは、原発ばかりに頼ってきた関西電力だけで、震災の被害を受けた東北電力も東京電力でさえも来年の夏は節電するまでもなく賄えるそうです。
 日本全体でみれば充分賄えるのですから、関西電力は自らの発電計画の非を認め、他の電力会社や大阪ガスなど発電能力のある企業に電力を融通してもらえばよいのです。その間に自然エネルギーによる発電が立ち上がってくれば、そちらに切り替えることができます。
 関西電力は今のところ関西で一番電力供給に責任を持たなくてはならない企業なのですから、時代遅れの危険な原発に見切りをつけて、より安全で地球を汚染しない発電方法にシフトして下さい。そのための技術蓄積もたくさん持っているはずなのですから。
 福島第一原発では、たまり続けている放射能汚染水を海に放出する計画を立てているそうです。コンクリートのピットに溜まっている高濃度汚染水は、今も漏れ続けていると思われます。結局海に流して責任逃れをしようという姿勢が透けて見えます。
 一刻も早く原子力発電を止めて、福島をはじめ各地の原子力発電所の廃炉に手をつけるべきです。その先に長い放射性廃棄物の管理が待っていますが、それが子孫になるべく付けを回さない唯一の方法です。次の福島のような事故を招く前に。
# by furisu21 | 2011-12-11 20:58 | ニュースを考える | Trackback | Comments(1)
有機温州ミカン
 今週はリンゴに続いてミカンです。ふりすのミカンはすべて有機農産物です。これはふりすの店頭では当たり前なのですが、他の食品販売店ではめったに見かけることはありません。せいぜい特別栽培農産物(低農薬の農産物)が特別のものとして売られているぐらいです。
 ふりすでは温州ミカンにかぎらず、全ての柑橘類が有機農産物で入ります。有機のミカンは甘味だけでなく、酸味も効いてとてもおいしいのです。この季節手軽に食べられるミカンはとても貴重な存在です。
 温州ミカンの温州とは柑橘類の産地である中国浙江省の「温州」という地名からきていると思われますが、中国の「温州」には近い品種がないため、日本で変異した品種が定着し、それに柑橘の産地で有名な温州の名をつけたと考えられます。
 種がほとんどなく、食べやすいので日本で一番消費される果物です。昔から「風邪の予防に良い」と言われ、ビタミンCやシネフリンといった風邪の予防に有効な成分が多く含まれています。その他にもクエン酸や食物繊維などが多く含まれ、白い筋にもヘスペリジンがあり、動脈硬化やコレステロール血症に効果があるとされています。筋も気にせず一緒に食べて下さい。
 温州ミカンは今が一番みずみずしくておいしい季節、これから和歌山のおいしい有機ミカンもたくさん入ってきますのでぜひ食べてみてください。
# by furisu21 | 2011-12-04 20:58 | 食品 | Trackback | Comments(0)
リンゴの品種の紹介
 今はリンゴの種類が一番豊富な季節です。早生の代表種のつがるが終わり、紅玉、ジョナゴールド、シナノスイート、北斗と続き、王林、陸奥、と黄色いリンゴが続いて、いよいよ真打ちのふじの登場です。
 あまり種類が多いのでどれを選ぶか迷う方も多いので、少し特徴を紹介しましょう。
紅玉はリンゴ本来の味と思える酸味のきいた引き締まった味です。アップルパイなどリンゴを使ったお菓子作りに向いた、根強い人気の品種です。
 その紅玉とゴールデンデリシャスをかけ合わせたジョナゴールド、色つやもよく紅玉ゆずりの酸味に甘味も乗った品種です。貯蔵性も高くなり紅玉が終わった後、お菓子作りにも向いています。
 シナノスイートはまだ新しい品種で1996年に登録されました。つがるとふじのかけ合わせで、甘味と酸味のバランスがよく、果汁も多いこれから人気の品種です。作付面積もこれから増えると思われます。
 北斗は陸奥とふじの交配種で味もよく大玉に育つ見栄えのするリンゴですが、外見まできれいに大きくするのは難しいそうです。少し見た目が悪くても品質には問題はないので気にせず買って下さいね。
 王林は青リンゴと言ってもよい色合いですが、外見に似合わず甘味の強い品種です。印度とゴールデンデリシャスの交配種です。果肉も柔らかく香りも良い品種です。
 陸奥は印度とゴールデンデリシャスの交配種で大玉でさっぱりした味わいです。ジュースやお菓子作りにも使われます。柔らかいわりに貯蔵性もよく、ふじと共に最後まで残ってくれる品種です。
 ふじは生産量人気とも日本一の品種です。果汁が豊富で甘味と酸味のバランスがよく、歯ごたえもしっかりしているのが人気の理由でしょう。貯蔵性も抜群で冷蔵など工夫すれば5月頃まで店先を守ってくれます。デリシャスと国光の交配種です。
 リンゴの栄養素は皮や皮に近い部分に多く含まれます。特に植物繊維やポリフェノールは皮に多いのです。しかし見かけを良くするために袋をかけたり、農薬も20回以上散布する産地も多いようです。上に書いたような味も見栄えもよい品種は、全く無農薬で作るのは難しいですが、ふりすに入荷するリンゴは半分以下に農薬の使用を抑えています。皮も一緒に食べるならふりすのリンゴをお勧めします。
 長野の生産者は無農薬で作れる品種も研究中です。
# by furisu21 | 2011-11-27 18:48 | 食品 | Trackback | Comments(0)
安易に瓦礫の処理を受け入れていいのか?
 東北の被災地の瓦礫の処理が問題になっています。確かに大量の瓦礫が復興への妨げになっているのは確かです。
 しかし今回は震災の後で、福島第一原発から広島に落とされた原爆の何十倍以上という放射性物質がばらまかれました。現在も放射性物質の流出は続いています。そのために瓦礫の上にも放射性物質は降り注ぎ、その時の気候条件の影響で、原発からかなり離れた所でもホットスポットと呼ばれるかなり高く汚染された所を作りだしています。
 つまり瓦礫自体が汚染されている可能性が高く、それを汚染度の低い地域に運んで処理すれば、その地域まで二次汚染が広がる恐れがあります。一度汚染されると福島の例でも見られるように簡単に除染することなどできません。
 セシウム137の半減期は30年とされています。100年たってもなくならないのです。プルトニウム239に至っては人類のスケールを超えています。除染と言っても毒性をなくすのではなく、その場所から他の場所に移すことしかできないのです。
 環境省は大量の瓦礫に含まれる放射性物質の量の調査すら行っていません。東京都が一部受け入れを始めましたが、作業者の安全確保のための放射線量の測定も充分ではないようです。環境省は放射能汚染の被害をできるだけ小さく見積もり、処理にかかる費用をできるだけ安く上げようとしているようです。
 汚染地域を広げてしまうとかえって問題解決は難しくなります。無毒化できない放射能汚染はできる限り封じ込め、他所に漏れないようにするのが大原則です。費用はかかっても速やかに現地に処理施設を作り、濃度の高い瓦礫や汚染灰は厳重に管理する必要があります。
 各地方の自治体でも、東京都のような安易な受け入れを許さないように、しっかり見張っていく必要があります。
# by furisu21 | 2011-11-20 20:49 | ニュースを考える | Trackback | Comments(0)
TPP(環太平洋連携協定)への参加は問題が多すぎです。
 以前に書いたこともあり、TPP参加に賛成するのかと問われる事があります。結論から言えば今回のTPP参加には反対です。数ある地域協力の枠組みの中で、TPPは既にアメリカに主導され、関税のほかに非関税障壁撤廃の名のもとに、食の安全や医療など市民を守るべき重要な項目が、簡単に外されてしまう危険があります。
 また日本の農業を外圧にさらし、地域でそれぞれに頑張っている農家を見捨てて、企業化されたあるいは企業が参入する農業だけに補助金を出すのを、農業改革だとしている方向が透けて見えます。
 外国に対抗できる農業だけが生き残ればいいのではなく、農業、林業、漁業などの一次産業の健全な維持は、環境や文化など暮らしを作っていく上で、重要なファクターです。経済だけが回れば生活が成り立つわけではありません。
 アジアや太平洋地域に暮らす人々が、お互いに助け合って暮らせるような地域協力の枠組みは作れるはずです。でも今回のTPPのように問題の多い経済協力の枠組みに、あわてて参加するようではかえって国民の首を絞めかねません。
 今回野田首相が参加するAPAC(アジア太平洋経済協力会議)は21カ国が加盟していますが、TPP交渉参加国は9カ国だけです。ASEAN諸国との協力など様々な枠組みも考えられます。本当の意味で近隣諸国と共に協力しながら発展していける体制を自ら提案していける力をつけるべきなのではないでしょうか?
# by furisu21 | 2011-11-13 19:17 | ニュースを考える | Trackback | Comments(0)
新生タイガースに期待する
 阪神タイガースが今年は4位に終わりました。クライマックスシリーズも始まっているのに、参加できないなんてさびしいことです。選手の個人成績から見ると、監督の責任が問われるのも仕方がないと思います。
 打撃成績はセリーグトップで、ベストテンにも多くの名が見られます。投手陣も先発の顔ぶれはそろっています。その上セーブ王も藤川選手です。唯一セットアッパーが大きな誤算でしたが、そのような誤算はどのチームも付き物です。そのために翌年に向けてチーム編成補強をするのですから。
 チーム編成がうまくいったのはソフトバンクでした。長年の積み重ねで、多少の故障も乗り越える分厚いチーム編成ができています。しかしセリーグのチームは、今シーズンはどこも思い通りにチーム編成ができなかったようです。
 阪神と巨人は飛ばないボールの影響で重量打線が機能せず、得点力不足に陥りました。中日はもともと打線が弱いのに、得点源の森野選手と和田選手が不振で点が取れませんでした。ヤクルトは飛ばないボールによる変化にうまく対応しコツコツと得点して、勝ち星を稼ぎました。しかし終盤故障者が出ると、層の薄さを露呈してしまいました。
 阪神タイガースは優勝を狙える戦力とチャンスがありながら、勝ち越すこともできずに終わってしまいました。勝つための準備と執念が足りなかったと思います。ファンの「勝ちたいんや!」という気持ちが首脳陣からはあまり感じられませんでした。
 真弓監督は常識的な社会人ではあると思いますが、勝負師としてのひらめきは感じさせてくれませんでした。和田新監督もあの引退挨拶のように周囲に気を配れる人だと思います。ただ監督の仕事は勝負に勝つためにどのようにチームを作り上げ、試合を戦うかにかかっています。今クライマックスを戦っている落合監督や小川監督に負けない新しい監督像を見せて、タイガースを勝利に導いてくれることを期待します。
# by furisu21 | 2011-11-06 16:06 | ニュースを考える | Trackback | Comments(0)
25周年記念セール
 放射能に汚染されていない安全な食品がほしい!
 25年前、ソ連でチェルノブイリ原発事故があった年に、ふりすは反農薬、反原発の思いと共にスタートしました。今年は思いもかけず日本で原発の大事故が起こってしまいました。食べ物には農薬も放射能も付いていて欲しくありません。.
 ふりすに入る農産物は、受け入れ機関で放射能のシンチレイションサーベイメーターによるモニタリング検査と、第3者機関への委託検査を並行して行っております。委託検査の結果は店に貼り出しています。
 有機野菜は誰がどのような肥料や資材を使って野菜を作ったかわかります。
ふりすも今年で25年目を迎えることになりました。安心できる生産者の確かな野菜と食品をこれからもお届けしたいと思います。安全安心なふりすの有機農産物をぜひお試し下さい。

25周年記念セール
11月1日(火)2日(水)3日(木)
全品10%OFF
営業時間 11時~19時

# by furisu21 | 2011-10-30 23:56 | 営業 | Trackback | Comments(0)
タイの洪水に思う。
 タイが今洪水に苦しんでいます。ついに首都のバンコクにも水が迫っています。まるで滝のような小川と、外国の人に言われる我が国の川と違って、大陸の大河は少ない高低差をゆったりと流れていきます。上流地域で多量に降った雨が処理しきれずに中流、下流域にあふれ出しているのです。
 過去に地球温暖化の結果として、海面上昇などの影響で。水に沈む都市の様子が想像で提示されていました。それと全く同じ映像がタイの現実として流されています。タイの場合は大雨の結果だといわれるかもしれませんが、平野部の地下水の汲み上げによる地盤沈下や、その影響もあって河口部の水を海に排出できないなどの構造的問題を含んでいるようです。
 また大雨を招いた原因も、海水温度の上昇などによるサイクロン等の熱帯低気圧の大型化などの環境要因が影響しています。発展途上国を含め世界で地球環境を考えなければならない日が来ています。
 京大原子炉実験所の小出裕章先生は原発の事を、以前恩師にあれは原子力発電所というより、海温め装置だと教えられたそうです。発電に使うエネルギーの、倍の量のエネルギーを海に、環境に捨てざるを得ないと言います。日本にある原発は1年間で1000億トンもの水を、7度高めて海に流し込んでいる計算になります。原発は「発電時」にCO2を出さないと宣伝していましたが、もっと直接的に地球温暖化に貢献しています。
 地球全体の気温が1~2度上昇するまでもなく、ある一定の条件が変わるだけで地球の気候はかなり変化します。気候が変化するとほとんど動くことのできない植物は大きな影響を受けます。植物が影響を受けると食料を植物に依存している動物も生きにくくなります。
 そんな変化の中で我々人間は、はたして生き残っていけるのでしょうか?少なくとも自分の手で、首を絞めるような選択だけは防ぎたいと思いませんか?
# by furisu21 | 2011-10-23 21:19 | ニュースを考える | Trackback | Comments(0)
「ミツバチの羽音」明石上映会は盛況でした。
 「ミツバチの羽音と地球の回転」明石上映会は、1回目と監督公演は大盛況、2回目の上映もほぼ満員の盛況でした。原発問題に対する高い関心が明石の地でも続いているようです。監督講演でも多くの質問がされました。
 最近のニュースでは横浜でストロンチウムが検出されました。ストロンチウムはカルシウムに近いため骨にたまりやすく、体からなかなか出ていかないそうです。横浜市は初め調査の必要がないとしていたのですが、市民の調査で検出され、今後国にストロンチウムの調査を要請せざるを得なくなりました。福島では重いのであまり遠くまで広がらないとされていたプルトニウムも検出されています。
 今日のニュースでは福島原発で使われた作業着が山積みされていました。東京電力は作業着についた放射性物質さえ処理する事ができないようです。原発で作り続けている放射性物質は一体どうするつもりなのでしょうか?
 すぐにチェルノブイリや福島のような事故が起こらなかったとしても何万年も消えない放射能は未来の世代に押し付けざるを得ません。事故が起こる前になんとか自分たちで処理する方法を考え、原発を安全に終息させなければなりません。
 今の電力会社の原発チームは廃棄物処理に専念し、今後発電は放射能に無縁の方法で行ってください。それが今も放射能を出し続けている福島原発を抱える日本の責任だと思います。
# by furisu21 | 2011-10-16 21:18 | ニュースを考える | Trackback | Comments(0)
これ以上放射性廃棄物を作らないでください。
 またぞろ原発を再稼働しないと電気が足らなくなるなどの論議が起きています。新首相も地元の理解が得られれば、再稼働は認める方向でまとめようとしているようです。
 しかし事故以来明らかになったように、日本の原発は、毎日生まれ続けている放射性廃棄物を処分する場所が全く決まっていません。現状は原発の敷地内に行き先が決まらないまま、ため続けているにすぎません。ロシアの原発技術者にそんなに過密に集積するのは危険だと指摘されるほどです。
 福島原発の事故では、汚染された地域の除染の必要性が叫ばれていますが、除染後の低レベル廃棄物を集積処分する方法も決まらず、とりあえずの中間集積所もまだ決定されていません。
 ましてや今後10万年もの管理が必要とされる高レベル廃棄物の処分場などどこが受け入れるというのでしょう。
 今まで作り続けてきた放射性廃棄物のほんの一部分が漏れ出しただけで、東京電力は解体寸前、日本列島も東半分が汚染されてしまいました。このような影響の大きさから考えると日本全国が原子力発電所の地元だと考えるべきでしょう。
 これ以上放射性廃棄物を作らずに、今までためてしまった莫大な量の放射性廃棄物をいかに安全に、次の世代の負担が少しでも軽くなるようにして、委託していくことを考えなければいけません。今までの分だけでも自分たちの世代で処分しきれないのですから。
 それが原発技術の不完全性を知ってしまった私たちの義務だと思います。今稼働している原発もできるだけ速やかに安全に止めましょう。その間に少しでも早く再生可能エネルギーに転換し、自分たちの電気の使い方を考え直すべきでしょう。
# by furisu21 | 2011-10-09 21:37 | ニュースを考える | Trackback | Comments(0)
今月の5%引きセールは10月1日(土)と10月3日(月)となります。
 今月の5%引きセールは日曜日を挟みますので、10月1日(土)と10月3日(月)となります。10月からは毎日自分で仕入れ、その前の日曜日は京都で引っ越しの手伝いと今週末は余裕が有りません。
 ですので今回はこれで失礼します。できましたら店でお会いしましょう。よろしくお願いします。
# by furisu21 | 2011-10-02 00:59 | 営業 | Trackback | Comments(0)
福島の有機農家を応援しよう!
 原発被災地から有機玉ねぎが入ってきました。
 原発の事故は、安全でおいしい有機野菜を作ろうとしている有機農家をも等しく襲いました。7月のビオクラブ合同会議に参加された近藤さんは、有機農家として3年目、ようやく軌道に乗り始め、これからという時に原発事故に遭遇されました。有機農業を続けられるかどうか見通しもないまま、今被災地に踏みとどまってがんばっていらっしゃいます。
 近藤さんをはじめ二本松有機農業研究会の生産者の皆さんの力に、少しでもなれないかと考え、福島産だというだけで販売が難しくなっている、二本松有機農業研究会の有機玉ねぎを、自主検査実施の上で販売させていただくことになりました。
 第三者機関で検査した結果ヨウ素、セシウムとも不検出という結果を得ています。ぜひ原発被災地でがんばる福島の有機農家を応援して下さい!

 福島の有機玉ねぎ1㎏ 360円です。よろしくお願いします。

原発事故の後の近藤さんのメッセージです。
____________________________________________________
見えない敵と戦い、この地で農業者として生きたい
福島県二本松市 近藤恵

東日本大震災による福島第一原子力発電所(以下原発)の事故で、実家のある東京へ避難して一週間が過ぎた。
原発より約60キロ離れている二本松市 は避難指示地域ではなかったが、3月11日以降原発の状況が日々悪化していくなかで、最悪のケースも考えての判断だった。早く戻って農業をしたい。ただでさえ未熟な3年目の専業農家だ。
もっと飛躍したい。ジャガイモを植えたい、田んぼを耕したい、ネギの種を蒔きた い、夏人参に挑戦したい。
その気持ちを打ち消すように不安が持ち上がってくる。
作った米が、野菜が、放射性物質を吸収していたらどうしよう(程度の差はあるが植物は根から吸収する)。
そもそも自分や子供が長く生活していくことは出来るのか。
有機認証は取り消されるのか。
業者は扱ってくれるだろうか。
小さなお子さんを持つご家庭に売ってもいいものか。
当面の収入はどうするか。
集めた情報がまた不安を あおり、心を埋めつくし、時間だけが過ぎていく。
さて、今年の米はどうしよう。
作り手としては、いくら基準値をクリアしていても危険性のぬぐえない、いわば欠陥品を世に送り出したくはない。
欠陥の原因は私にないとしても、販売する責任は重い。
“疑わしきは使用せず”の精神で農薬、化学肥料を一切使用しないと標榜してきたわけだから、余 計にそのことを徹底したい気持ちもある。
単純に農薬と放射性物質を比べることはできないが、被ばくによる遺伝子欠損などが、農薬や環境ホルモン物質の害と同様に恐ろしいものであるとすれば、予防原則にのっとり最低でも1年は作付をしないことが望まれる。
消費者からしても1年は手が伸びない のが正直な気持ちだろう。とてもじゃないが、力をこめて鍬を握れない。暗い気持ちは免疫力を下げる。放射線で被ばくし、下がった免疫力の回復には復興への希望が必要だ。
米や野菜が許されなければ、花はどうだろう。
放射性物質が実に移行しないとされる菜種を栽培して搾油するのはどうだろう。
バイオエタノール・バイオガスの原料を生産し、原発に代わるクリーン発電を模索できるかもしれない。
土に関わる営みはゼロではないはずだ。今年は販売はおろか、自分で作った米さえも自分の口に入れることができないかもしれない。
上記の試みだって利益があがる保証はない。
でも、かならずこの地を豊かな農地に戻す。回復した土地で、被ばくに負けない野菜を作ろう。
一人ではできなくても、すぐにはできなくても、知恵を合わせればできるかもしれない。
欲望・科学への慢心、失望・あきらめ、そして放射能という見えない敵に背を向けず、この地で農業をしたい。
怒りや正義の主張ではなく、希望にあふれた汗を流したいのだ。
# by furisu21 | 2011-09-25 14:56 | 食品 | Trackback | Comments(0)
明石駅前の再開発が話題になっています。
 今この時期に再開発?明石市はよほど資金が潤沢にあるのかと思っていたら、どうもそうでもないようです。9月17日の土曜日、市民主催の再開発を考えるフォーラムが開催されたので参加してきました。
主催グループは良く分析されていましたが、明石の再開発の場合、すぐ東隣に1980年から構想され、2001年に完成したアスピア明石という先例の再開発事業があります。今回の構想と似ていますので、それを見れば明石での再開発事業がどうなるのかが、とてもわかりやすいのです。
アスピアは明石駅の東に目立つ赤茶色のビル2棟です。小さな商店が多くあった地域ですが、今はその頃にあった商店はほとんど残っていません。構想の時期に考えられていた核になる店舗は百貨店もコープも早々に逃げ出し、地下の食料品店が一番大きい店位で何を売っている店があるのかよく知りません。北館の生涯学習センターは時々利用するのですが。
「ミツバチの羽音と地球の回転」の映画も北館の最上階で行います。このように北館は利用しても南館の商業施設を訪れてみようという気が起こりません。実際入居した商業者も苦戦が続いているようです。一番はやっているのは1階北館のパチンコ屋さんでしょうか?生涯学習センターの1階がパチンコ屋というのも中々ですが。
 確かに景気の悪さも有りますが、明石市が中心になって設立した明石地域振興開発(株)も資本金のほとんどを取り崩しているという話です。借入金の返済はこれからだということですが、どうなるのでしょう。
明石市ではこの事業をどう分析しているのでしょうか?明石の市会議員からも厳しい追及があったという話も聞きません。過去の同じような大きな事業が、これから市民の上にのしかかってきそうなこの時期に、はっきりした見通しもなしに同じような事業を重ねるというのは非常に危険なことです。
バブル期に構想されたアスピアと違い、今回の事業は初めから核テナントの候補も有りませんでした。そこで市役所を持ってこようと考えたのですが、あまりにも市の負担が大きいと(121億円)新市長は図書館や子育て支援施設を持ってくると議会で答弁しました。それで国の補助金を得て市の負担を減らせるそうです。
しかし図書館や子育て支援施設こそ市民と企画段階から議論を重ね、明石市基本条例にのっとって、参画と協働で構想段階から練り上げてほしい施設です。値引きのために思いつきで持ってくる施設ではありません。
今日のフォーラムで新たな事実を耳にしました。市が買い取る部分の値段が、住宅用にデベロッパー(住宅開発業者)に売り渡す部分に比べて倍近い値になっているというのです。とても信じられない話ですが市の担当者の話なので事実なのでしょう。自分の金じゃない税金ならば倍払っても平気なのでしょうか?あまりにも信じがたい話なので、ぜひ今後確認してみたいと思います。

アスピア明石
# by furisu21 | 2011-09-18 21:30 | ニュースを考える | Trackback | Comments(0)
有機牛肉が入ります。
 ふりすに国産の有機牛肉が入ります。有機牛肉とは飼料の大部分(85%以上)を農薬や化学肥料を使わないで育てた有機の飼料で育てた牛の肉です。しかも今回の有機牛肉はすべて国産の有機飼料で育てられました。
 和牛と言えば黒毛和牛が有名ですが、黒毛和牛も含めて4種が和牛と認定されています。その中の一つ日本短角牛は、寒さに強く頑強であり、放牧に適し、粗飼料の利用に優れた特性を有していることから、輸入飼料に頼らず肥育できることで注目されていました。
 肉質においても①赤身肉で脂肪が少なく低カロリーで健康に良い、②脂肪の多い肉と比べて高蛋白、③粗飼料が多いため脂肪酸組成が改善される、などの長所があります。黒毛和牛に比べて柔らかさは劣りますが、うま味成分は充分で何より牛が健康に育っています。
 この日本短角牛の特性を生かして、このほど日本で初めて有機牛肉の販売に取り組まれたのが青森の七戸畜産農協です。有機に取り組んでから認証を得て、販売に至るまで6年もかかったそうです。
 餌はすべて国産で、青草とトウモロコシのサイレージ(発酵飼料)を食べています。青草については福島の原発事故影響を調査し、周辺の地域で5ベクレルという低い値が出た所もありましたが、最近の調査では検出されていません。(人間には500ベクレルまでが認められています)
 精肉に関しても第3者機関に委託し、残留放射性物質の検査を行い、不検出となっています。青森にも様々な原子力施設が計画されています。そこでの事故や放射能漏れが起きないことを祈るばかりです。
 サシのない赤身肉で低カロリーの健康的なおいしい牛肉、有機の日本短角牛をぜひお試しください。
# by furisu21 | 2011-09-11 14:07 | 営業 | Trackback | Comments(0)
嵐の夜のできごと
 ノロノロ台風のおかげで、なかなか雨が降りやみません。店を閉めてから愛犬を散歩に連れ出すのですが、ちょうどその時間から雨が激しくなりだし、散歩に出かけることができません。
 うちの犬は少々の雨は全く平気で、台風だろうが嵐だろうが、外へ出ればグイグイ引っ張っていきます。だから連れ出すのに苦労する心配はないのですが、さすがにこの雨では人間の方が閉口します。まだ暑いのでカッパを着て行きたくないし、グズグズしていると遅くなってようやく雨が小ぶりになってきたようです。
 ひき紐を持つとあんのじょう出かける気満々で、戸を開けるのももどかしく突進していきます。しばらく歩いてからふと気がつくと、ひき紐が妙に軽いのです。手ごたえのない先をうちの犬が粛々と歩いて行きます。「しまった首輪でも外れたか?」とあわてて押さえに行くと、全く気が付いていなかった犬は「何を急にひっぱんねん」と不満顔で見上げています。幸い首輪は付いていて無事フックをかけて確保しました。フックがうまく掛かっていなかったようです。
 好奇心旺盛で自由を愛するうちの愛犬は、以前は一度離れるとなかなか帰って来ませんでした。2~3日帰ってこなかったこともありました。帰ってくるか自信がないので今は試していません。つないだまま呼んだ時は帰ってくることもあるのですが、最近は耳が遠くなったせいか無視される事も多くなりました。
 この雨の深夜に逃げ出されると、たいへんな捜索劇になるところでした。台風のなかつらい目に合われている方には申し訳ないのですが、ちょっとしたピンチの一瞬でした。
# by furisu21 | 2011-09-04 22:57 | ふりすの日常 | Trackback | Comments(0)
いよいよ八百屋は秋の気配
 まだまだ暑い日が続きますが、畑からの便りは、確実に秋の気配が漂ってきます。まずは鹿児島からのサツマイモに始まり、デラウェア、巨峰、藤稔、ネオマスカットなどの葡萄たち、シナノレッド、津軽とリンゴ、幸水から始まる梨と一気に豊かになって、収穫の秋を感じさせます。
 今の仕事を始める前は、あまり果物を食べる習慣がなく、よく食べていたのはミカンぐらいでした。リンゴなどは剥いて出されたものを食べるぐらいで、買ってきてでも食べたいという意欲を持っていませんでした。でも、ふりすのリンゴを皮のまま齧ったとき、リンゴのイメージが変わりました。それまで幾度も食べたことのあった甘いだけのリンゴと違って、甘みと酸味のバランスがよく、本当においしいと思いました。ケースで買っていく人が何人もいるのがよくわかります。
 その後生産者との交流の中で、植物の生理への知識と、育つ大地の管理、主には土作り、肥料、雑草との闘いなどの結果、このおいしい果物たちを生んでいることを理解しました。
 今回入ったシナノレッドは「つがる」に「ビスタベラ」を交雑した品種で、早生品種にもかかわらず、甘味と酸味のバランスがよく、爽やかな味です。まだ木の数が少なく、すぐ終わってしまいますが、始まるのを待ちかねていたリンゴ好きには、すでに人気の品種です。終わらないうちに早めに味見をして下さいね。
 巨峰、藤稔は、奈良の喜多清文さんの貴重な有機農産物のぶどうです。ふりすでも有機農産物で葡萄を作っている生産者は喜多さんぐらいです。色は浅めですが、味が濃くおいしい葡萄です。最近藤稔の人気も上がってきました。巨峰より少し大粒で、水分が豊富です。
 秋の果物をぜひ味わって下さい。果物の水分は夏ばて回復にも力を発揮します。

 
リンゴの生産者渡辺明さんと写真を撮ったときはまだ青かったリンゴたち。
# by furisu21 | 2011-08-28 17:39 | ふりすの日常 | Trackback | Comments(0)
今週読んだ本、「終わらざる夏」浅田次郎著、集英社
 暑い日の続く8月、マスコミが原爆・終戦特集を組んでいる中、「終わらざる夏」を読んだ。1945年の夏、千島列島の北の端の島、占守島(シュムシュ島)に集められた日本兵とその周辺の人々の物語だ。戦争という理不尽な行いに巻き込まれた人々が、どのような思いで日常生活を送り、厳しさを増す戦況の中で人間らしい思いや暮らしを奪われていったかが描かれている。力量のある人気作家の浅田氏が丹念に取材を行い、人々の物語を丹念に描きながら、その時その場所に物語を収れんさせていく。
 「戦争がこんなにも理不尽なものと知ったからには、人間は二度と戦争などしないだろう。」と物語の中心人物片岡直哉は綴っているが、残念ながら人間はそこまで賢くはなかったようだ。8月15日天皇が戦争の終結を宣言したが、占守島の悲劇はそれから始まり、今も地球上のどこかで戦争が続いている。
 少なくとも平和に8月を送っている自分に比べ、この時の人々はなんと悲しい日々を送らねばならなかったのか。平和を守るための努力を忘れずに続けなければ、また戦いの悲劇に巻き込まれる可能性があることを心しなければならない。
 ただ最後の方でロシア兵士が独白の中で、占守島の日本軍が強かったのは自分たちの国土を守るためだったからだというのは違和感を感じた。北千島、クリル島は本来クリル人の島だ。国家組織が拡大していく中で、日本やロシアが領有権を主張したに過ぎない。たまたま西方から連れてこられたロシアの少数民族の兵士が、東方の北の端の島を日本の島のように報告するのは現実的でない。現在の北方領土問題におもねっているような気がする。
 あり得ない主人公の子ども達との交流を書くよりも、少数民族として描くなら、むしろ「カムイ、ウン、クレー(神、われらを造りたもう)」クリル人との交流があった方が良かったように思う。
 

終わらざる夏 上

浅田 次郎 / 集英社

# by furisu21 | 2011-08-21 12:37 | 読書録 | Trackback | Comments(0)
初めて熱中症になりました。
 連日35度にせまる暑い日が続きます。火曜日配達から帰って片づけていたのですが、いつもより多くの仕事をしているわけでもないのに、異様に疲れを感じます。その日は起きていることもできずすぐ寝ました。
 翌日も暑い日が続き、配達に出るときは気をつけて、昼間の暑さ対策はしていったのですが、夜になって夕食を食べた後も体の熱さが鎮まりません。夜にビールを飲んだのがまずかったようです。アルコールで生まれた熱が全く抜けていかないのです。
 次の日も配達があるので、水分補給と体を冷やす対策をして寝床につきました。体温は38度ぐらいで頭も痛く、夜は寝苦しかったですが長めに休んだおかげで、次の日も無事配達する事ができました。
 夜になると体温が上がる日が続き、というか夜しか体温を計らなかったのですが、しばらくアルコールは我慢してこの週を乗り切ることができました。幸いお盆休みをいただきましたので、何とか回復してきたようです。
 若い時のように体力まかせに走り続けることは難しいのかもしれません。節電が迫られる昨今、エアコンの使用を控えておられる方も多いと思います。今後も高温の日が続きます。暑さ対策水分補給など、充分に対策をとって酷暑を乗り切りましょう。 
# by furisu21 | 2011-08-15 00:48 | ふりすの日常 | Trackback | Comments(0)
夏を乗り切る食べ物は
 ああ今日も暑かった。いよいよこれから夏のピークがやってきます。今年は節電もあり、冷房ばかりに頼ってはいられません。暑い時こそ体を助けてくれる食べ物を紹介したいと思います。
 暑ければつい冷たいものを飲みたくなりますが、ただ甘いだけの清涼飲料水は良くありません。水分とカロリーだけ補充して、よけいに食欲不振を招きます。清涼飲料水の水が純水使用の場合、純水は自然水ではなく唯のH2Oで、何のミネラルも含んでいません。栄養からみれば水道水の方がずっとましです。もちろん汗をかく夏は水分の補給も重要ですが、清涼飲料水より麦茶やほうじ茶の方がベターです。
 スイカなどの果物の水分は、カリウムが豊富で、体も冷やしてくれます。ふりすには今、河内晩柑という九州の柑橘が入っています。見かけは悪いですが、さっぱりしておいしいので人気があります。ビタミンCやクエン酸が豊富に含まれています。クエン酸は疲労物質である乳酸の分解を促してくれるので、疲労回復や肩こり解消の効果が期待できます。
 今年は緑のカーテンとしてゴーヤを栽培している方が多くなりました。うちのベランダにも5本のゴーヤが茂り、実をつけ始めています。ゴーヤの苦さが苦手な方も多いですが、慣れればけっこうさわやかで、食欲を増進してくれます。苦味が苦手な方は塩でよくもんだり、塩ゆでにすると、かなり和らげることができます。カリウムも豊富で利尿作用により体の熱を体外に逃がしてくれます。カリウムは放射性物質のセシウムと構造が似ているので、セシウムの摂取を予防する効果も期待できます。
 キュウリにも同じような働きがあると言われています。キュウリから取る水分は粒子が細かいので体の隅々まで栄養が行き渡りやすいようです。
 昔からトマトが赤くなると医者が青くなると言われたトマトは、ビタミンCをはじめビタミン類が豊富で、脂肪代謝作用のあるビタミンB6も含んでおり、動脈硬化を抑制する働きも期待されています。鉄やカリウムなどのミネラルも豊富です。トマトの赤い色素であるリコピンは抗酸化作用を持ち、生活習慣病の予防に役立つことが明らかになっています。
 冷たいものの摂り過ぎは胃腸のはたらきを弱め、夏ばてをまねきます。夏を乗り切るには夏野菜が一番です。メニューを工夫して夏野菜をしっかり摂るようにしたいものです。
# by furisu21 | 2011-08-07 22:52 | 食品 | Trackback | Comments(0)
日本の畜産物が放射能に汚染されています。
 福島や宮城をはじめ、日本各地の牛肉から基準値を超える放射能が検出されています。今まで一番安心して食べることができると思われていた国産牛肉が、原発が地震におそわれただけで安心して食べることができなくなったのです。
代々様々な工夫を凝らして牛を肥育し、生活を立ててこられた人たちの悲しみはいかばかりでしょう。放射能はこんなにも多くの人々の生活を狂わせてしまいます。
 牛肉の汚染は稲わらのせいだということになっていますが、現実に広島に落とされた原爆の二十倍以上という放射性物質が放出されたからには、今後人や動物に影響が出ないはずもありません。ただ放射能が目に見えない事、影響が現れるのに時間がかかることで証明が難しいだけです。
 これから影響は牛肉にとどまらず、牛乳や豚肉、鶏肉や卵など他の畜産物に広がる可能性もあります。特に牛乳は大手メーカーの製品は地域を区切らず、大量に集荷して混ぜることで均質化を図っています。そのために製品化した牛乳からは基準値を超える放射能が出ることはなくなりますが、汚染は全部に広がることになります。
本来牛乳は母牛の飼料や体調のいかんによって、全く違ったものになるのですが、現在の大手メーカーのシステムでは量しか評価されません。
他の畜産品についても汚染の危険性は残りますが、食品に対する暫定規制値が決められた以上、それを超えない汚染につては風評被害を招くという事で、発表されず隠されることになるかもしれません。
そのような時消費者はどのように安全な食品を確保すればよいのでしょうか?
一番にどのような食品を食べるかですが、広島での被爆の経験から熟成した味噌や玄米など毒出しに効果のある食品がいくつか挙げられています。カリウムが充分足りていれば、セシウムが入って来にくいと考えられています。
野菜を中心に日本の伝統食を食べていれば大丈夫ですが、ハンバーガーにコーラの若者は危険です。白砂糖や異性化糖の多いペットボトル商品をやめて砂糖も粗製糖や黒砂糖、メープルシロップにしたほうがいいでしょう。
バナナや牛乳、ヨーグルトは良い食品なのですが乳製品は直接取り込む危険性があるので、産地がはっきりして飼料もどのようなものを使っているかはっきり分かるものにしましょう。ふりすに入る木次牛乳は島根県木次市の周辺の農家の牛乳で、遺伝子組み換え飼料を使わないために飼料の管理をしっかりしています。
同じように豚肉や卵についても顔の見える関係を築き、豚肉は和歌山の蒼生舎から、卵は蒼生舎と岡山の永田さんから入っています。どちらも遺伝子組み換えのない飼料で、飼料の種類も報告されています。鶏肉は茨城ですがオーガニックチキンですので飼料の管理は特に厳しくまたこれまで出荷された分は震災前の分です。震災後の分に関しては念のため放射能検査も行う予定です。
畜産物にしても野菜にしてもどこのだれが作ったものかわからない事が不安をあおります。誰がどのようにして作ったかがわかるふりすの食品をこんな時こそお勧めします。

本の紹介「放射能を防ぐ知恵」三五館

放射能を防ぐ知恵―食・暮らし・エネルギーの話

小若 順一 / 三五館


「食品と暮らしの安全基金」による、最新の放射能対策ブックが登場。
放射能問題への最新の科学的対策から、安定的なエネルギーの未来像まで、生活に役立つ本!
1放射能を体に取り込まないための、ミネラル摂取の方法論(10ページ)
2トロロ昆布で放射能を防げる科学的証明(12ページ)
3中空糸膜&活性炭で、水の放射能は100%除去できる(54ページ)
4赤ちゃんの健康を守るための室内の放射能の取り除き方(52ページ)
5家にこもるときの家屋の密閉方法と心構え(62ページ)
……すべて生活に密着している、「暮らしの中の放射能対策」大全!

# by furisu21 | 2011-07-31 19:59 | ニュースを考える | Trackback | Comments(0)
放射能この見えない恐ろしきもの
 放射能は見ることができません。そのために避けることが非常に難しいのです。3月11日の地震の後、しばらくたってから福島の原発の建屋が水素爆発を起こし、放射能をまき散らしました。しかし原子炉はそれ以前から格納容器が一部壊れ、メルトダウンした核物質が流れ出していたのです。
 それを知らずに、政府やマスコミの安全宣言を信じ込まされていた近くの人々は、震災の対応に追われ危険な放射能の塵や雨を浴びました。今になってそこいらじゅうが汚染されている事を知らされる羽目になっています。
 今になっても放射能の放出は止まったわけではなく、汚染水がたまり続け、何時あふれだすか、あるいはどこかで漏れているからあふれないで済んでいるのか、はっきりわからない状況です。
 1本の放射線でさえDNAを傷つける力があることが知られています。人間をはじめ地球上の生命体は自分のDNAをコピーすることで細胞を再生し生命を維持しています。つまりどんなにわずかな放射能でも生物を傷つける力を持っているのです。地球上の生命体は進化の過程で、命の継続を脅かす自然に存在する放射能に対抗する方法を身につけました。
 傷つけられたDNAを修復すべを身につけたのです。完全にとはいきませんが、命をつないでいく方法を見つけ出しました。でなければわずかなDNAの傷と言えど時間がたつたびに増えて、やがて致命的なものになったでしょう。
 しかしこの力も自然の放射能に対して長い時間をかけて身につけたものです。核実験の放射能や原発などの各施設から漏れだす、自然の放射能の何倍何十倍という放射能に対抗する力は持っていません。
 ましてや原爆やチェルノブイリ、あるいは今回の福島の事故のような大量の放射能流出事故に対抗するすべは有りません。今回のような大量汚染に対しては、ひたすら逃げるあるいは長い時間をかけて除染するしかありません。
 今回の事故に対する戦いは、報道されている以上にこれから長く続くと思います。この事故を教訓として学び、二度とこんな悲劇を作らないよう速やかに原発からの脱却の道を見つけ出さなければ、我々は命を紡ぐものとしての資格を失ってしまうのかもしれません。

# by furisu21 | 2011-07-25 00:58 | ニュースを考える | Trackback | Comments(0)
原発のストレステストはもろ刃の剣
 原発が、人間が手を出してはいけない技術なのは、事故になった時取り返しのつかない危険物を内包しているからです。ウランは天然にも存在するものですが、それを燃料とすることで、プルトニウムという人間の時間的スケールに見合わない猛毒物を生み出してしまいます。プルトニウムの毒性が薄れる頃、現在の人類はおそらく生き残ることは難しいかもしれません。もし子孫が生き残っていたら猛毒物を子孫に押し付けた最悪の世代として記憶されているかもしれません。
 ストレステストはしょせん条件次第で、原発が制御できる事を前提に行われています。本来破綻の結果が無限大なら防御の手段も無限大にならざるを得ません。それではテスト自体が成り立たなくなります。テストの条件を変えれば結果は全く違ってくるといいます。条件だけ整えて再稼働の言い訳にされないようによく見張っていかなくてはなりません。
 それでも菅首相がストレステストを言い出したおかげで、原発政策を推し進めてきた経産省と、推進派の知事と原発の仕事を請け負っている工務店の影のオーナーの町長が「安全です」と談合するだけで、動かされそうになっていた玄海原発の再稼働を、とりあえず止めることができました。
 発電能力の50%以上を原発に頼っていた関西電力が今ピンチに陥っています。定期点検中の原発に加えて、定期点検を終え調整運転中だった若狭湾にある大飯1号機が、緊急炉心冷却装置のトラブルで16日手動停止してしまいました。緊急炉心冷却装置が働かなければ事故が起こった時、原子炉を冷やすことができなくなります。それがどんな結果を招くかは福島を見れば明らかです。なんとか手動で止められる状態の時にトラブルを確認できてよかったと思わざるを得ません。若狭湾の数多くの原発は福島原発の予備軍です。速やかに廃炉に向けたスケジュールを立てるべきです。
 関西電力は震災に見舞われ、原発も事故で止まってしまった東京電力にも電力提供をお願いするそうです。電力の安定確保についての先見性のなさが、恥ずかしくないのでしょうか?先日まわってきた節電のお願いにも、原発の再起動に全力で取り組み、供給力確保に向けて努力すると書いてありました。「再起動に全力で取り組み」とは九州電力のような宣伝活動が一番大事なのでしょうね。それより先に供給力確保に取り組め!順番が違うだろうが!
 原発の電力が止まれば立ち行かなくなると言われてきた日本の電力事情も、節電と再生可能エネルギーを開発していけばなんとかなりそうです。IT技術で使用を調整できるスマートグリッドを導入すればむやみに電源を開発する必要もなくなります。これこそがCO2 を出さない電力開発ではないでしょうか。
 ストレステストを行うなら原発を推進してきた保安院や原子力安全委員会が行うのではなく、国際的な専門家チームよる検証が最低限必要でしょう。専門家と言うのが原子力で飯を食っている人になりがちなので、データを公開し世界的な検証が要求されます。そんな事をしている前に他の電力を開発した方が有効だと思いますが。
# by furisu21 | 2011-07-17 21:30 | ニュースを考える | Trackback | Comments(0)
明石で「高速増殖炉もんじゅ」学習会
 今日ストップ・ザ・もんじゅの池島芙紀子さんを招いて「高速増殖炉もんじゅ」についての学習会をしました。「もんじゅ」は1995年12月にナトリウム火災事故を起こして長い間止まっていたのですが、多くの反対の声を押し切って2010年5月、試運転再開したとたん炉内中継装置が落下して引き抜けなくなる事故が発生、動かすことができなくなりました。
 先日長時間かけてやっと引き抜くことができましたが、割れたピンがすべて回収できたのか?金属カスがナトリウムに混じり込んでいないのか?心配されています。金属が詰まるような事があると大事故につながります。ナトリウムの中は水とは違い、異物を確認することは非常に難しく、とても再び運転できるとは思えません。実験炉「常陽」はピンを落としたまま未だに見つけることができていません。
 核燃料サイクルが全く見通しがつかない今、「もんじゅ」を大金を使って動かす意味は全く見出せません。ストップ・ザ・もんじゅの池島芙紀子さんは、今回の震災で力及ばず福島の原発の事故を招いてしまった事を悔いておられましたが、電力会社の大量の宣伝攻勢の中、無力感を感じて何もできなかった自分自身が恥ずかしく感じました。
 ずっと「もんじゅ」をはじめ原発を見張ってこられた池島さんたちの活動があってこそ、脱原発への選択も力を持つことができるのだと思います。本日のお話ありがとうございました。
# by furisu21 | 2011-07-10 21:06 | ニュースを考える | Trackback | Comments(0)
 再生可能エネルギーへ、その2
 再生可能エネルギーといってもその資源がなければどうにもなりません。その意味で日本は再生可能エネルギーの可能性に恵まれた国です。
 太陽光エネルギーはかなり降り注ぎ、周囲が海に囲まれているため、海上を含めれば風力資源はきわめて豊富で、これから開発が期待される海洋エネルギーも有望です。地熱資源は世界第3位といわれ、開発の技術力は超一流です。森林の専有面積比率は先進国中第2位で、雨も多いため水力発電は大から中小水力まで可能です。
 再生可能エネルギーの欠点として、太陽光や風力は気象条件の影響を受け、変動が大きいので使いにくいといわれています。その欠点も数を増やすことである程度補うことができますし、地熱やバイオマスなどの利用をコントロールできる再生可能エネルギーもあります。
 そのような多様な電力の需供給に対応できる電力網として、スマートグリッドが今研究開発されています。次世代の電力網がスマートグリッドになれば、需給の調整も格段にやりやすくなります。
 今の地域一社の電力会社は発電部門を分離して、送電網の充実に特化し需給の調整を担ってもらいたいと思います。それができなければ生き残る道はなくなってしまいます。発電はできるだけ多様な道を確保し一部が事故で使えなくなっても、他の部門でカバーできる体制を整えます。
 そんな多様な方法の確保こそが、一時的にコストがかかることになっても、持続可能な経済社会の構築に役立つ道だと考えます。
# by furisu21 | 2011-07-03 23:39 | ニュースを考える | Trackback | Comments(0)

< 前のページ   次のページ >